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トピックス ブログ-街の情報- 2008年12月5日(金)

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千歳鶴酒ミュージアム




「仕込み水」の水汲み場





水枯渇で閉鎖を知らせる案内


千歳鶴酒ミュージアム 仕込み水


札幌市中央区南3条東5丁目にある千歳鶴酒ミュージアムでは北海道の地酒を販売するショップと酒造りの歴史や作業工程をわかりやすくPRするコーナーを併設しており利用者に親しまれています。もちろんお酒の試飲もやってました。

千歳鶴ミュージアム横には、仕込み水を汲ませてもらえるスペースがあり、これが、市民に大人気です。現在は水が枯渇する恐れがあり午後2時から午後6時までと時間を定めて解放されております。

12月30日をもって水汲み場の閉鎖が決定したようです。非常に残念なことです。とても美味しい水が大都会の真中で汲めるなんて札幌の魅力の1つだったと思います。

水汲み場の蛇口から出るのは、千歳鶴に実際に使用されている仕込み水で、手稲山など札幌南部の山々から流れてくる伏流水を地下150mから汲み上げているそうです。

札幌は豊平川の扇状地になっているので、周辺の山に降った雪や雨が伏流水として地表に現れ、昔は市内のいたるところに湧水があり、まさに水の都だったのですね。

この仕込み水は鉄分やマンガンという物質をほとんど含まないので、酒造りに最適な水だと書かれています。利用者のお話を聞くと皆さん料理に使ったり、お酒を飲む際に使ったりと非常においしいとのことで、ほんとうに多くの人が訪れております。

いつかまた、この美味しい「仕込み水」を地域に提供していただける日を楽しみにし、限りある資源を大切に思う心も育みたいと思いました。




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