札幌市民、道民に「すすきの」での待ち合わせ場所を聞くと必ず帰ってくる答えに「ロビンソン前」があります。歓楽街「すすきの」の玄関口とも言える場所にロビンソン札幌は立っています。
セブン&アイ・ホールディングスの傘下であるロビンソン百貨店(本社 埼玉県)は昨年5月、札幌店(札幌市中央区南4西4)を2009年1月18日で閉店すると発表しました。
ロビンソン札幌の沿革は、1974年6月に札幌松坂屋として開店し、1978年にイトーヨーカ堂、札幌松坂屋の提携により「ヨークマツザカヤ」が設立されました。この名前の方が馴染み深い方も多いのではないでしょうか。
その後1994年に経営がロビンソン・ジャパンに移り、2002年には3階以上を専門店街「ラフィラ」としてオープンしました。アメリカ西海岸拠点のロビンソンデパートとは現在は資本関係はないが、設立に当たっては提携スタートしていたようです。
「札幌の顔」の1つであるロビンソン札幌は映画「ガメラ2 レギオン襲来」にも「バンデラス」という店名で登場しているそうです。今度、是非見てみたいような気もします。
ロビンソン札幌閉店後は3〜8階の専門店街「ラフィラ」は引き続き営業し、地下1〜2階にはイトーヨーカ堂が食品スーパーを出店、1階にはカジュアルコスメのショップなどが続々とオープンするようなので、今後も「すすきの・札幌の顔」として目が離せないスポットになりそうです。
札幌市民・道民としては、これからも「すすきの」の待ち合わせ場所として存在感のある店舗を期待しています。