トピックス ブログ-街の情報- 2009年7月15日(水)
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西岡公園 水源地

明治時代に建設された取水塔

月寒川・八つ橋

芝生広場
湿地帯 木道

「西岡青少年キャンプ場」
西岡公園
札幌市豊平区西岡544番地(西岡公園管理事務所 電話011-582-0050)に「西岡公園」があります。
西岡公園の歴史は、明治期1909年に旧陸軍の水道施設として月寒川をせき止め水源地が造られ、旧陸軍のほかに、月寒種畜牧場、月寒小学校などに水を供給したのが始まりです。
その後1945年からは豊平町、1961年からは札幌市の上水道として利用され1971年まで札幌市民の水がめとして役割を果たし、1977年に池とその周辺は札幌市が管理する「西岡公園」として地域住民に愛されています。
西岡公園のシンボルともいえる六角形の取水塔は明治時代に建設されたものを保存しており、2001年に国の登録有形文化財に登録されています。
水源地の跡地には豊かな自然が広がり、取水塔の脇を流れる月寒川で川遊びが楽しめます。
八つ橋周辺の川底の石をひっくり返すとヤゴやカワニナ(巻き貝)が見つかったり、川には、エゾウグイやドジョウも生息しているようで子供達には格好の遊び場です。
水源地の周りを散歩すると森の緑が水辺に生える景色を楽しめる「見晴らし台」や「芝生広場」があり野外卓も設置されているのでゆっくりと休憩することができます。
公園奥の月寒川が貯水池に流れ込む周辺には湿地帯が広がり、木道が整備され北海道でも有数のトンボやヘイケボタルの生息地としても有名です。
また、50種類を超す野鳥が四季を通じて飛来しているのでバードウオッチングや水辺の植物の観察にもおすすめです。
公園内には所定の手続き・使用許可を受けた団体や学校等が利用できる「西岡青少年キャンプ場」も併設されております。
キャンプ場は青少年が課外活動を通じ、四季折々の自然とふれあう機会が得られるように年間を通じて利用されているそうです。
「西岡公園」はちょっとした散歩から本格的な昆虫採集やバードウオッチングまで楽しめる公園です。都心部からわずか直線9キロ地点とは思えない驚きの大自然がそこにはあります。自然豊かな札幌を再発見できる素晴らしいスポットです。
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