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トピックス ブログ-街の情報- 2009年11月18日(水)

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「札幌市資料館」
「街づくりの歴史展示室」
作品「航空70年」とコレクション

「法と司法の展示室」

「刑事法廷展示室」


 札幌市資料館(Former Sapporo Court of Appeals)

札幌市中央区大通西13丁目に「札幌市資料館」(電話011-251-0731 入館 無料)があります。

文化財施設を生かし歴史や文化、法や司法を学ぶことができます。建物の由来は大正15年に札幌控訴院として誕生し、昭和48年に裁判所合同庁舎が新設され移転したため、その後は札幌市資料館として活用されています。

平成9年には国の登録有形文化財に選ばれた歴史的建造物で、外観構造は札幌南部に産する札幌軟石とレンガを組み上げた組積造が採用されていて床や柱部分には近代的な手法である鉄筋コンクリート造も採用されています。

よく見ると正面玄関の車寄せ上部には公平を表す秤と正義を表す剣がデザインされ、中央部には目隠しされたギリシャ神話の女神が配置されています。

1階は大通公園をテーマに札幌の歴史や文化、イベントや観光スポットをパネルなどを用いて紹介する「街づくりの歴史展示室」や札幌出身の画家・漫画家おおば比呂司さんの作品が展示される「おおば比呂司記念室」などもあり観光客の隠れスポットになっています。

ユニークな画風はひとコママンガやイラストレーション、絵画と多彩で特に「飛行機」や「食べ物」、「風景」をモチーフにしたものがとても有名で記念室には原画やコレクションも展示されています。

また、法や司法の暮らしとの関わりを感じ取るスペースとして「法と司法の展示室」や控訴院時代の雰囲気を感じさせる法廷が再現されている「刑事法廷展示室」があります。

2階には法や司法、歴史や文化に関する情報の閲覧ができる休憩スペースを兼ねた「情報室」や旧食堂や判事室、検事室などをミニギャラリー・研修室として開放しており地域の文化・芸能の発信スポットにもなっています。
      ■札幌市資料館 資料より  ■大通公園を望む眺望

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